テキストサイズ

Pour mon cher -涙の先に-

第36章 それぞれの道

テンション高めに美鈴に着方を教えて貰いながらユニフォームを着てみる。




「うん!サイズバッチリだね!!」




ピンクと赤のユニフォームに包まれた私を満足そうにうん、うんと頷き見る美鈴。




「スパイクもサイズあるし‥」



うん、うん。



「後は体育祭まで1ヶ月。
練習あるのみだねっ」



そっか。


普段スパイクなんか履いては走らないもんね‥‥



ていうか




「これ履いて速く走れるの?」


スパイク触りながらふと浮かんだ一抹の不安。



「ん?無理!」



ですよねー!!






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