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Pour mon cher -涙の先に-

第36章 それぞれの道

「何?それ」


軽く笑いながらも彼女からの答えは



「私を好きな所」



だった。




まぁ‥何となくそんな気はしてたんだけど。



「いいから早くキスしてよ」



再度せがまれ、俺はただ触れるだけのキスをする。




それが気に入らなかったのか、俺の胸をドンッと殴って部室から飛び出して行った。



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