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リレーも終わり退場してきた愛ちゃんが俺を見つけて声を掛けて来た。





俺は、それにちょっとビックリ。




猛司と仲良くしてたから‥俺の事なんて気にも止めないだろうと少し思ってたから‥‥



目の前を２人でにこやかに通り過ぎるんだろうと思ってたから‥‥。






でも





君は俺を見つけてくれたんだね。





そんな君が、本当に愛しくて堪らない俺は愛ちゃんの腕を引っ張って抱き締めた。