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Pour mon cher -涙の先に-

第40章 体育祭

彼女の髪に埋めてた顔を離して、さっきまでの自分を誤魔化すように





「愛ちゃん‥


俺の汗を受け取って?えへっ♪」




俺の胸で戸惑う愛ちゃんに舌をペロッと出して笑ってみせたら





「いりませんっ!!」





と大きく拒否られた。




予想通りの反応。

あざーすっ!!!



思わず大笑いする俺をじっとりした視線を送る愛ちゃん。




だめだめ。


その視線も可愛いから俺には無意味だよ?




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