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Pour mon cher -涙の先に-

第41章 体育祭 Ⅱ

「私も楽しかったです」


ニコッと笑って言うと



「どうしても愛ちゃんと一緒にゴールしたかったんだ」



って。



屈託のない笑顔で言われちゃうとね?



きゅんってしてしまうじゃん‥。




先輩は剣道部の人達から冷やかしを受けながらまんざらでもない様子で笑顔で何故か威張って見せてて。



それを見てまた笑ってしまう私。



そんな私は美鈴に



「見せつけすぎー!」


ニヤニヤしながらどつかれたけど




「何だか凄く愛、幸せそうな顔してたから私まで温かくなっちゃった」



って言ってくれて。


私がヒカル君に感じたように偶然にも美鈴も感じてくれた事が嬉しくて。



またまた心が温かくなった。





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