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Pour mon cher -涙の先に-

第42章 試験勉強と先輩と

レイ・バンの黒縁眼鏡を掛けて

長い指で教科書をトン・トンさせながら丁寧に教えてくれるんだけど‥。



眼鏡姿を初めて見るせいか‥




何だかドキドキしてしまって。




時折、私の髪の毛にサラリと先輩の前髪がかかる度に心臓は跳ね上がって。




勉強どころじゃ‥‥・・。





しかも





「愛ちゃんここはね‥‥」





ってボールペン片手にノートに説明してくれる先輩の距離がち、近過ぎっっ!!!!




すみません。




集中力、見事なるゼロですっ!!











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