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Pour mon cher -涙の先に-

第43章 夏祭りの夜

“ちぇっ”って‥‥。



そんな事するの先輩くらいしかいないですから。



「愛ちゃん、今日いつもと違うー!」




‥‥・遅っ。




目隠ししたりする前に気付いて欲しい所だよ、どちらかと言えば。



先輩は片手で顎を触りながら私を上から下まで舐めるような視線を流す。





あ‥あのぉ・‥‥




「ほぉ‥‥」




ほぉ‥って。




に、似合わないのかな?



変、かな‥‥‥。





先輩の反応が妙に薄くて。




似合ってないのかな‥なんて不安になって俯く。



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