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Pour mon cher -涙の先に-

第44章 百獣の王の正体は?

初めて入る先輩の部屋。



思わずぐるりと部屋の中を見てしまって



「愛ちゃーん、見過ぎですよー」



てツッコまれてしまった。



部屋の真ん中にあったテーブルの近くに座ると先輩も横に座って



「これ、開けてい?」


「勿論ですよー」




と言うと何やら手品の時に流れる音楽を口遊みながら頑張ってラッピングした箱を丁寧に開ける。



何だか‥



この瞬間この場に居たくないくらい作った本人が緊張してしまうのは



私だけじゃない‥よね?





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