無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「一生懸命作った努力賞は何点？」


って聞いてきた愛ちゃんに俺は



「９９点」


「残りの１点は」




俺は愛ちゃんの顔を自分の方に向けて軽く触れるだけのキスを落とした。




「これで１００点満点だな」



そう言ってニカッと笑うと腑に落ちない様子だった愛ちゃんも少しだけ顔を引き攣らせながら笑ってた。




努力賞なんて２００も３００も付けれるだけの最高点をあげるに決まってる。




それでも、俺が９９点を付けたのは





ただ、愛ちゃんとキスする口実が欲しかっただけなんだ。




真っ赤な顔して恥ずかしそうにしてる愛ちゃんを見てると、思わず食べてしまいたくなる衝動に駆られるけどグッと堪える。