テキストサイズ

Pour mon cher -涙の先に-

第44章 百獣の王の正体は?

簡単にテーブルの上を片付けて、愛ちゃんとまったり過ごす幸せ時間。



愛ちゃんは何やら卒アルを見つけたみたいで、見たそうな視線をじとーっと送ってくる。



見たいって言えばいいのに。



そんな愛ちゃんが可愛くて



「いいよ」



と言うと嬉しそうに開いて見る彼女を俺は頬杖ついて眺める。



ニコニコ楽しそうに見てる彼女を見てる俺も楽しくて。



恐らく、俺を見つけたんだろうね。


中学時代の俺と今の俺を交互に見ながら1人で頷いて納得したりする愛ちゃん。



1つ1つの行動がホントに分かり易くてマジで面白い。




今の表情は‥。




きっと‥猛司を見てるんだろ?


チラッとアルバムに視線を落とすと案の定、アイツのクラス。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ