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Pour mon cher -涙の先に-

第49章 球技大会

さっきまでとは打って変わり


目の前には真っ白い天井。


鼻にツーンとくる消毒の匂い。




心配そうな怪訝そうな顔して私のおでこに手を当てて



「熱‥はないようだなぁ‥・」



なんて言ってる先輩。




「せんせー!水守さん打ち所悪いのかな?!!
頭が変っ!!!」




なっ!



失礼なっ



「先輩!大丈夫ですから!」



先生を呼びに行こうとする先輩を阻止しようと体をベッドから起こそうとしたら




「痛っ!」



頭に痛みが走り、顔が歪む。




「愛ちゃん寝てなきゃ!!」




先輩が起こした体を再度、優しくベッドに寝かせてくれた。




「頭、ボールで強打したんだから」




へ?!



そうなの!?




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