Pour mon cher -涙の先に-
第55章 再び動き出す・・・?
「ラブとライクの境界線。
そこを愛がしっかり理解すればきっともっと幸せが愛に来る気がするんだよね」
って私の目を見てニコッと微笑む美鈴。
「理解、してるよ?」
「どうだろねー♪」
意味深に笑って、視線を先輩達の野球してる方に向けて“無邪気だねー”ってケタケタ笑う。
私も先輩達の野球してる方に視線を向ける。
と、同時に先輩と目が合って
「愛ちゃーん!見てて!!
ホームラン愛ちゃんのために打つからねっ♪」
なんて大声で言うから先輩は周りの人に冷やかされてて。
そんな事全く気にせずバッターボックスに入ってイチローの真似をしてみせる先輩。
ホント。
無邪気だな~って私もまたおかしくて笑ってしまう。
先輩は見事ホームランを打ってみせて、塁を周りながらすこぶる笑顔で私に手を振る。
私も笑顔で手を振り返す。
手を振りながら、頭の中では
ラブとライクの境界線
美鈴の言葉がぐるぐる回る。
この時の私は、ラブとライクのホントの“本当の意味”をまだきちんと理解しきれてなかったんだ。
そこを愛がしっかり理解すればきっともっと幸せが愛に来る気がするんだよね」
って私の目を見てニコッと微笑む美鈴。
「理解、してるよ?」
「どうだろねー♪」
意味深に笑って、視線を先輩達の野球してる方に向けて“無邪気だねー”ってケタケタ笑う。
私も先輩達の野球してる方に視線を向ける。
と、同時に先輩と目が合って
「愛ちゃーん!見てて!!
ホームラン愛ちゃんのために打つからねっ♪」
なんて大声で言うから先輩は周りの人に冷やかされてて。
そんな事全く気にせずバッターボックスに入ってイチローの真似をしてみせる先輩。
ホント。
無邪気だな~って私もまたおかしくて笑ってしまう。
先輩は見事ホームランを打ってみせて、塁を周りながらすこぶる笑顔で私に手を振る。
私も笑顔で手を振り返す。
手を振りながら、頭の中では
ラブとライクの境界線
美鈴の言葉がぐるぐる回る。
この時の私は、ラブとライクのホントの“本当の意味”をまだきちんと理解しきれてなかったんだ。