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「愛ちゃん毎年おみくじ絶対末吉でしょ？」


「ななななんで分かったんですか！？」



やっぱりね。


だって、何か・・



「ぽい、から？」


「ぽいっって・・・・。


じゃぁ、先輩は！？」



あ、それ聞いちゃう？


俺のも聞いちゃう？？




「俺、毎年必ず、大吉♪」


「・・・いいなぁ。」



って心底羨ましそうな顔をしてみせて。


“ちぇっ”て口を尖らしてる彼女の顔がすんごく可愛くて。



可愛くて。



とにかく堪らなく可愛くて。



尖らしてる彼女の唇にチュッと、今年初キス。



途端に彼女の顔は真っ赤に茹で上がって、さっきまでの羨ましそうな表情は消えてて。

俯いて恥ずかしそうにしてる彼女が堪らなく愛しくて仕方がない。