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「別れてんだし、言う事ないでしょー？」



て長い黒髪をかきあげながら私をチラ見。


こういうところ、本当サバサバしてるんだよねぇ･･美鈴って。


でも、無駄に何でもかんでも喋りまくる人より私は断然美鈴の方が好き。


まぁ、だから長く一緒に居られるんだけどね。




「愛は？誰にあげんの？？」



ニヤニヤ意地の悪そうな顔で聞いて来た。



「んとねー･･･「あ、やっぱいいわ！」




答えようとした瞬間、美鈴に遮られる。




な、なんで！？




「どうせ、愛の事だもん。

先輩と家族と。あと1つは、ゴン。

でしょ？」




う･･･

ズバリだけに何も言えねぇ･･･。




「因みに、だれが本命？」



はっ？