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「じゃぁ、私はそろそろヒカルのとこ行くね！」


「あ、うんっ！」



美鈴はヒカル君用クッキーは大切に抱えて、後は無造作に鞄に詰める。



ざ、雑ー。

義理用はきっと粉々だろうな･･･。



「じゃぁね！」



そんな事お構いなしで爽やかに手を振ってヒカル君の元へ向かって行った。



･･私も連絡しなきゃだな。




床に適当に投げてた携帯を手に持ち、いざ！



猛司の名前を出してメール作成画面へ。



いやいや･･何でこんなドキドキしてる？！

ドキドキがハンパない。



無駄にドキドキさせながら何とか打ったメール。




【今日、夜少し時間いいですか？】