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夏の秘密

第43章 私が側にいる



夏「ねぇ見てみて」

風太「何、その髪形…」

夏「風太を見習ってアフロにしてみたの
似合うでしょう」

風太「…変」

夏「ええぇ!?」


悩んだ末に夏が選んだのは風太だった
やっぱり風太をほっとけない
風太の側にいたい

その気持ちは
同情や哀れみなどではなく
風太を他の誰にも渡したくない想いから
だった


夏「この髪形にするのに二時間もかかっ
たのに…」

風太「無理に合わせる事ないよ」

夏「無理してないよ」

風太「…」


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