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夏の秘密

第10章 わからない気持ち



夏「先生…怒ってるの…」

総一郎「何で?もしかして俺を怒らせる
ような事でもした?」

夏「別に…そういうワケじゃ…」

総一郎「…」


言葉にはしないが
総一郎は夏に対し何か怒っていた
理由はわからなかったが多分、勇助との
事だろう


夏「…先生」

総一郎「何」

夏「…とりあえず…ここから出ましょう
人来ないけど女子トイレだから…」

総一郎「…」


ここは女子トイレ
公園内にある女子トイレなのだ
公共の場所、いつ人が入って来るかわか
らない
にも関わらず
総一郎は夏の前に立ちはだかり
トイレから出ようと
しなかった


夏「先生」

総一郎「…」

夏「先生、本当に人来たら…」

総一郎「清掃中にしてきたから人なんて
来ないよ」

夏「清掃中って…あっ!?」


腕を捕まれ
無理やり個室に連れ込まれた夏
もちろん個室には総一郎も一緒に入って
来た


総一郎「…」

夏「…先生…狭い…」

総一郎「…そうだね…でも学校まで我慢
出来ないからさ…」

夏「…!?」

総一郎「このまま…このまましょっか…
セックス」

夏「なっ!!」


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