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俺が幸せにするから

第9章 初めての旅行

ゴールデンウィークに休みがとれることになった。俺はみんなに相談した。

翔「ねぇ、みんなゴールデンウィークの予定は?」

松「いや、別にまだ決まってないけど…」

3人共、特に決まってないらしい。

大「翔君は彼女に会うんでしょ!」

翔「あの…そこで相談なんだけど…」

相「何?相談って」

翔「3人呼ぼうかと思うんだけど、みんなよ
かったら一緒にどうかなぁ…なんて」

二「旦那さんは…大丈夫なの?」

翔「うん…多分また仕事だと思うよ。それに
家族旅行したことないっていうから…」

松「えっ?!1度もないの?」

翔「信じられないかもしれないけど、1度も
ないらしいんだ」

相「俺はいいよ。バーベキュをして、夜は温泉
にでも泊まろうよ」

二、大「俺も、いいよ。」

松「いいよ。俺いいところ探しておくよ」

翔「ありがとう!」


早速メールをした。
しばらくして返事がきた。

実『ありがとう。本当にいいのかな。二人に
は学校から帰ったら伝えます。凄く喜ぶ
と思うよ。また連絡するね。』


その日の夜…

実『二人大喜びです。遠慮なく行かせてもら
います。翔ちゃん大好き』

あれから実樹は「私も」じゃなく「大好き」
と伝えてくれるようになった。
なんか幸せな気分…。


っん?良冴からだ…。

良『翔ちゃんありがとう。その日部活休むっ
て、明日先生に言ってくるね。すごく
楽しみだよ!』

いや…報告はまだ早いのでは…。

でもそんなに喜んでもらえるなんて…

誘ってよかった。

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