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官能的大恋愛

第18章 嫉妬してギュッとして

翌日は全くメールが入ってこなくて、

『ナガタッチ、お疲れ様。もう寝るね、おやすみ』

私からメールを送ると、

『トシコッチ、おやすみなさい』

絵文字もなくシンプルに、またもや敬語で返信された。

私のバカ!

試してばっかり居たから、バチが当たったんだ。

あんな変な所を、目の当たりにして。

ナガタッチを傷付けちゃった。

自分が傷付く事を恐れて、愛情だけを欲しがって、意地悪した分。

違う形で、返ってきちゃった。

こんなに冷たくされた事、今までなかったから…涙が出ちゃう。

大好きな人…傷付けちゃった…どうしよう…。

悲しくて…涙が止まらない…。

私が大好きなのは、間違いなくただ一人。

ナガタッチだけなのに!!!

ふぇぇぇん!…ふぇぇぇ~ん!…

そして、その状態は長くも3日も続いた。

そのおかげで、完全に寝不足。

眠れず、泣いてばかりいた私。

…もう、ダメならダメで…別れてくれていいよ。

悲しいけどさ…こんな状態を長期戦にしたくないもん。

明日の休みも、この調子だとキャンセルになりそう。

あぁ~あ、今夜はヤケ食いでもするかな。

なんて、思いながらもスマホを何度もチェックする1日で終わった。

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