官能的大恋愛
第19章 素直にI'm sorryキスをしたくて
「今はエロチックさを求めているのは、男ばかりじゃないそうだよ。女の子だって、エッチなDVDを観賞して欲求を満たす世の中なんだって」
分かる気がする。
「男も女も同じ人間の身体を持つ生命体だもんね。男ばかりが優遇される世の中は間違ってる」
私がそう言うと、ナガタッチも続けて言った。
「確かに。生殖器がある以上は、感じる気持ちは同じだからね」
今、またナガタッチと官能的感覚が重なった気がした。
「イザナギとイザナミって知ってる?」
「あぁ、日本国を作った神様だろ?何となく歴史で習ったかも」
「高天原から生まれた人間の身体をした生命体は男と女だった。男はイザナギ。女はイザナミ。二人は互いに引れ合い、恋に堕ちる」
「それで?」
「イザナギは言った。『あなたは私の身体に有るものが無い』そしてイザナミは言った。『あなたは私の身体に無いものが有る』と」
「なるほどねぇ」
「そこでお互いが男と女と知るの。イザナミが『私の無いものに、あなたの有るものを挿入させて塞いだらどうなるのでしょう』と言って、イザナギとイザナミは結合した」
「で?…どうなったの?」
「女から誘ったから、変なものが身体から出て来て失敗。だから今度はイザナギからイザナミを誘い、結合させた」
「もしかして、それで日本国を作ったんじゃない?」
「あたり」
私とナガタッチは笑い合い、見つめ合い、顔を近付けて…ディープキスをした。
口唇が少しだけ離れて、
「ロマンチックな話だな。神様だってエッチするって事かぁ。俺とトシコッチみたいに、まさに官能的な出逢いで、この日本国があるんだね?」
ナガタッチは、優しく私を包み込んだ。
「ご静聴有り難うございます」
「いえいえ」
分かる気がする。
「男も女も同じ人間の身体を持つ生命体だもんね。男ばかりが優遇される世の中は間違ってる」
私がそう言うと、ナガタッチも続けて言った。
「確かに。生殖器がある以上は、感じる気持ちは同じだからね」
今、またナガタッチと官能的感覚が重なった気がした。
「イザナギとイザナミって知ってる?」
「あぁ、日本国を作った神様だろ?何となく歴史で習ったかも」
「高天原から生まれた人間の身体をした生命体は男と女だった。男はイザナギ。女はイザナミ。二人は互いに引れ合い、恋に堕ちる」
「それで?」
「イザナギは言った。『あなたは私の身体に有るものが無い』そしてイザナミは言った。『あなたは私の身体に無いものが有る』と」
「なるほどねぇ」
「そこでお互いが男と女と知るの。イザナミが『私の無いものに、あなたの有るものを挿入させて塞いだらどうなるのでしょう』と言って、イザナギとイザナミは結合した」
「で?…どうなったの?」
「女から誘ったから、変なものが身体から出て来て失敗。だから今度はイザナギからイザナミを誘い、結合させた」
「もしかして、それで日本国を作ったんじゃない?」
「あたり」
私とナガタッチは笑い合い、見つめ合い、顔を近付けて…ディープキスをした。
口唇が少しだけ離れて、
「ロマンチックな話だな。神様だってエッチするって事かぁ。俺とトシコッチみたいに、まさに官能的な出逢いで、この日本国があるんだね?」
ナガタッチは、優しく私を包み込んだ。
「ご静聴有り難うございます」
「いえいえ」