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官能的大恋愛

第7章 エッチのプロはソフトキスがお好き

次に会う約束をして、毎週絶対会おうと約束して、店を出てからすぐに手を繋がれて、車の中でも手は繋いだままで、家の近くまで送ってもらって…、

…チュッ…チュッ…チュッ…

またまた、ソフトキスをせがまれてする。

エッチのプロは激しいのが得意だと思ってた。

意外にも、優しくて柔らかくて微かに触れるだけのキスを好んでいた。

「トシコッチ…」

私の名前を呼ぶと、また口唇を引っ付ける。

「俺の名前…呼んでよ…恥ずかし?…」

私は彼の濡れた口唇を見つめて、うなずくとすぐさまキスされる。

「呼んでくれないと…帰さないよ…」

それは、困る!!

この今日というドキドキだらけの出来事を、早く小説にまとめたいから!!

「…ナガタッチ…」

ニヤリと嬉しそうに笑って、またキス。

「言えるじゃん…こっち見て?…」

チラッと見ると、

「好きだよ…トシコッチ…」

ギュッと抱き締められた。

本当に本当に…。

本当に甘い甘い、このナガタッチという男。

こんな私に「好きだよ」なんて。

自分でも一体全体、こんな私のどこが好きだなんて思うのか。

さっぱり意味が、分ーかーらーなーいーーーっ!!!



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