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官能的大恋愛

第9章 もう若くない中年

…っ?!…何その目は!?

もしかして、何かそろそろ求め始めてる?

申し上げにくいんだけど…。

私のダラシナイ身体は、最低1ヶ月はケアしないと、エッチのプロに晒すのはあまりにも失礼過ぎますから!!

しばらく間を置いて私は、

「そ、そうなんだぁ。…へぇ~っ…さすが、知能犯」

動揺するわ~っ…。

「知能犯は誉めてないって…」

と、またまたナガタッチは爆笑していた。

その夜。

私はお風呂場で、身体を洗うついでにマジマジと自分の中年化した容姿に、深い溜め息をついた。

出来る事なら、20代ないし30代前半で知り合いたかった。

あの頃は休みになると、アウトレットで友人達と洋服を無意味に買いに、出掛けまくりだった。

口うるさい彼氏との約束はキャンセルして。

ナンパされたりしてぇ~っ!とか言ってさ、夜は夜でプラプラ居酒屋やバーを、ほっつき歩いてたなぁ。

そしてその時に買った服で、ご無沙汰の彼氏とデートして、当時は色々旅行も行ったよなぁ…。

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