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これ、欲しいんだろ?

第5章 欲望のままに

シーンと静まった部屋。

ふと、渡瀬が口を開いた。

「知ってたよ、俺。」


「・・・え?」

「山下君・・・お昼見てたでしょ?」


「・・・っ!!」

俺は真っ赤になった。
恥ずかしいやら混乱やら、いろんな感情が混じって。

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