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約束

第1章 幼かったあの頃

ある日、ぼくたちはこうえんに行った。

おいかけっこにむちゅうで、きづいたらふたりでひろーいのはらにきていた。

そのそらには、にじがかかっていた。


「かずくん!にじ!!」

「わぁー、すごいっ!」

「きれーだなあ…」



はるかちゃんのよこがおがかわいくて、

ついほっぺにチューしてしまった。

「かずくんどしたの?」

「はるかちゃん、すきだよ」

「あたしも、かずくんすき!」

「ぼくさ、おっきくなったら、つよくなるから、はるかちゃんのこと、まもるから!!」

「うん!やくそくだよ?」

「ぜったい、ぜったいだよ!」

こんどはちゃんとはるかちゃんの顔をみて、

やさしくキスをした。

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