迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有
第9章 鍵
朝飯を済ませ
窓を開けて
天気のいい
空を眺めた
「あ~・・・
なんか
やすみ~~~!!!
って
感じだなぁ~~
てか
マシロ」
「はい」
「なんで
俺の服洗濯したんだよ」
「汗くさかったんで
昨日の時点で
あれ、2日目だったんで」
「そんだけ?」
「ほかに理由なんてないです」
「もっと
俺と居たかったんじゃ
ねーのか?」
そう言って
マシロの側に
腰を下ろし
マシロの顔を
覗きこんだ
「ありえません」
「ほんとかぁ?」
そう言って
ちょっと長めの
マシロの前髪を
手でかき分けた
「やめてください」
「なんで」
「子供扱いしないでください」
「してねーよ?」
「・・・・・」
マシロが
視線を外した
「じゃあ」
「・・・・・」
「大人な扱い
してやろーか?」