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迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有

第12章 現実



マシロが
後ろから
追いかけてくるんじゃ
ねーか・・?



なんて

甘いこと
考えながら

わざとゆっくり
歩いてたけど


そんな気配が
全くなくて


メールの返信も
なくて


なんだよアイツ
つめてーな


なんて思いながら
スーパー寄って
買い物して




俺は
もう


アパートに着いていた






帰りの遅いマシロは

また
神島さんに
色々教えてもらったり
してんのかな・・



と思いはじめた。





それならさ



「よかったじゃん」










って



買い物袋を
テーブルに置きながら



言ってみた







ちっちゃい声で。



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