テキストサイズ

迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有

第13章 交錯する想い


朝、目が覚めると

もう
ユウヤさんの
姿はなかった




久しぶりに

眠りに落ちた
という感覚



どれだけ
眠ってたんだろ・・・



起きても
仕事を休まなければ
いけない私は

もう
明るくなった部屋
布団の中でひとり



もう一度
目を閉じた







目を閉じると



昨日の夜のことを
思い出す



ふと

隣に
手を伸ばすけど



そこに

神島さんは



いない






誰とも
密着させていない肌が


寒々しい





シングルなのに

布団が


広く・・落ち着かない






やだ





ココに


居たくない。







私は
急いで

布団を抜け出し




近くに落ちていた

Tシャツに
腕を通した








ストーリーメニュー

TOPTOPへ