迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有
第14章 ぷりん
ずっと
風呂に居るわけにもいかず
仕方なく
風呂から出た俺は
すぐに
歯を磨いた
マシロが
?
って顔してたから
「ごめんな
マシロ
俺、ちょっと
疲れてるみたいだからさ
もう・・寝るわ」
って言って
すぐ
俺用の布団に入った
ごめんなんて
言わなくていいのにさ。
マシロにとっちゃ
好都合なんだろうにさ。
マシロは
ちょっと驚いて
俺の体調を
心配してたけど
「大丈夫だから」
そう伝えて
布団をかぶると
大人しくなった
あ~あ・・・
プリン・・
食ってねーじゃん・・
そんなことを
思いながら
じわっと
目が潤む感覚と
戦いながら
俺は
必死で眠ろうと
目を閉じた