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迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有

第3章 マシロ

それから
シャワーを浴びて

居酒屋まで
車を取りに行き
スタジオに向かう


マシロに
あやまんないとな・・・


てか・・
あれは・・



夢?



キスをしてしまったのかどうか
確信が持てないまま


俺はスタジオに入った




「おい~っす」



「あ、おはようございます
神島さん」



ユウヤだ



「おう!ユウヤもういいのか?」




「はい、長い間休んで

すんませんでしたぁ」



2人だと
ちょっと気まずい

と思っていた俺は
ユウヤを見て

内心ほっとした




「いやいや
大変だったのは
マシロじゃね~か?

なぁ、マシロ」




「あ・・いえ
大丈夫です・・」




「ごめんな~
マシロちゃん」




「あ、いえホントに・・」




「あ、そうだ
俺もごめんなぁマシロ」



と、なんだか
ぼんやりと
謝ってみた



「え?」




「わりぃな
暗室の説明もせずに
寝ちまった(笑)

今度はちゃんと
説明すっからよ」




「あ、はい
よろしくお願いします」



え?って言ったよな
え?ってことは


してねぇのか?

キス・・・





「なんだなんだ?
なんだよ~

寝ちまったとか
何の会話っすかそれ~~」




「あぁ、暗室見たいって
マシロが言うから
昨日、マシロ
マンション来たんだけどさ

俺、酔って
寝ちまって

気がついたら
マシロ

帰ってた(笑)」




「え、え、
マシロ、
マンション行ったのか?」





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