テキストサイズ

切ない関係

第3章 作戦。

雅紀side


「「ピンポーン」」


俺は小走りで玄関に向かった。


ガチャッ。


「翔ちゃ「雅紀っ!」


ギュュュッ


開けた途端もの凄い勢いで抱き締められた。


「ちょっ、苦しいよ。」


そう言うと少し腕が緩んだ。でも、離してはくれない。


「翔ちゃん、会いたかった。」


「俺も。」

「えっ?」




「雅紀………好きだ。ずっとずっと好きだった。」


体中に熱が集まっていく。


「うん。俺も、翔ちゃんが大好き!!」


しばらく、玄関で抱き合っていた。


「ねぇねぇ、もうそろそろ部屋…入らない?」


「まだ、いいじゃん」


「でも、顔……見たいし。喋りたい。」

「そうだな。顔真っ赤だよ。」


「そうかなぁ?ふふっ」


体を離し、リビングに着くと俺らはたわいもない話を沢山した。


すると翔ちゃんが、「なぁ、もう一回告白していい?」


「うん。//」




「俺、雅紀が好きです。
もしかしたら、忙しくてなかなか会えないかもしれないし、すれ違う事いっぱいあるかもしれないけど、俺…誰よりも雅紀の事幸せにするから。だから、俺と付き合って下さい。」

「はいっ!」


もう一度抱き締め合う。


「ずっと一緒にいような……。」


「うん………。」



end

ストーリーメニュー

TOPTOPへ