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執事~執事に翻弄されてみない??~

第20章 *俺はキミだけの機能《モノ》だよ―…。

*



今は凛叶に後ろから抱きしめられている。←


こうでもしないと《メール》などが使えないと言い張るのだ



「ねぇねぇ、これがこうなの」


男1『マジか、悪いな』




学校の同級生の男の子と話してるとき、なぜか凛叶の機嫌がわるい



イライラしてるようだ




「んー、じゃねー!」



男1「おう、わざわざ悪いな」




{プチン}





凛叶『―――さ―』



「え?」





凛叶『あのさ…っ、俺であんまり男と…楽しそうにはなさないで…くれない…っ?!』



なにを無茶言ってるのだ。



「無理でしょ。」



凛叶『っ…。 《大切なご主人様》が自分で男と楽しそうに話してて"面白い"って思う…??』




凛叶は苦しそうで透き通っている瞳を歪めて青い髪をなびかせた





あぁ、この子は《モノ》として扱っちゃダメだ


《人間》として扱わなければ――…




「ごめんね…?? これからは控える…よ…」



凛叶『ごめん…、めんどくさい《モノ》で…』





彼の《モノ》この響きが妙に切なく思える。



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