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執事~執事に翻弄されてみない??~

第21章 *花言葉

*



--次の日--





また私はルンルン気分で病室を尋ねる



琉透の病室の前に琉透のお母さんがいる


目が赤くなっている――…





「…………どう、されたんですか…??」




自分でも"震えている"ってわかるような声で尋ねる。





琉透母『……っ、、あの子が、、昨日、死んだんです…っ』





……………………ぇ………??





嘘だ、嘘だ、嘘だ。




なんで―――…




昨日まであんなに笑顔だったでしょ??


もうあの笑顔は見れない?




そんな…の…嫌だ…っ…!





これが現実だということを信じたくない



嘘だと言って。





私何してんのよ




琉透にあなたの助けになる。って言っておいて……助けられてないじゃない…!





琉透母『あの…、これ息子があなたに渡してって逝く前に………』






お母さんが渡してきたのは手紙



震え声で"息子の想いです、どうか読んであげてください"と私に私なんかに言ってくれる琉透のお母さん




――…どんなことが書かれているのだろう。



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