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執事~執事に翻弄されてみない??~

第21章 *花言葉

*


*数年後*




琉透が、死んで十数年たった



私はすっかりおばさん。


でも、まだ花は好き。



―――――…「でさぁっ!」




……?





中学生くらいの男の子グループがこちらに向かってくる



??『それはちげぇだろ』



クスクスと笑いを含めた男の子の透き通る声




――――――――――…




「………ぁ……」


??『……!』





その男の子は私を見るなり嬉しそうな顔をして、微笑む。





――嘘だ、こんなことあるはず無い




こんな想いと そうであってほしい

この想いがたくさんたくさん私の頭の中に入ってくる




男の子は笑顔でこちらに向かってくる。




??『――…逢いたかった…』




儚げな微笑みで"逢いたかった"という男の子




それで確信した。





「るう、、と、、?」







――――…こんな奇跡ってあるんですね。







神様。






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