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執事~執事に翻弄されてみない??~

第31章 *猫執事

*

−−…え?



「なにいっ…へ?」




夢羽『んぅ…』




私の首筋に髪を擦り付ける夢羽
…世にいう、押し倒されている形


なんとかして退かそうとする

が。

男の力に敵う筈もなく、ぎゅーっとされている

夢羽『抵抗しちゃ…やぁだ…』




やめろ、上目使いは。
視線に弱いんだ。


だがしかし、抜け出さないと
なんとか押し戻そうとする




夢羽『やめろよ、はぁっ…っ… 少し黙れよ…』





っ…!!

低い低い男の声
今まで甘え声を出していたため、ギャップに驚く



夢羽『…ぇ?』






夢斗をぎゅっと抱きしめる



落ち着かせるため。

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