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理想と偽装の向こう側

第8章 絶対服従

私は自分の勘を余り信じない…その分経験したことを重視するようにしている…。



この予感は、今で嘉之を見てきたからこそだった…。



もう…本当に会わないようにしよう…。



小田切さんも巻き込むかもしれないから。



それだけは、避けたい。



あの空間は、どうしても守りたい。



『利用していいんだよ…。』



なら、私は許されるなら、小田切さんの腕に包まれていたい…。 



そう…決意した。



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