母を観察?
第42章 母…浴衣の男を想像する
打ち合わせから帰ってきた母は興奮状態のまま、書斎に篭った…
「トキネさん…仕事すんの?」
赤井のキョトン顔に、朝生家の男どもは、なれたように各自の持ち場に戻る
「あ〜…あの勢いだと、燃え尽きるまで書き続けるな」
「すげえな…トキネさん…」
凄いのか?実の母だから、当たり前の光景になったが…
赤井のような一般家庭の奴からしたら、凄い人なのかもな
作家ってだけでもすげぇて子供の時思ってたから…
同じ感覚か…
すると、母の書斎から笑い声が……
「「怖えーよ」」