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母を観察?
第46章 母…父との出会い
今日は、赤井が母に質問した事から始まった…
「トキネさんと朝生のおじさんって…どうやって付き合ったの?」
『うふ!聞きたい?』
母と父の馴れ初めなど聞きたくはない俺だが…
赤井は…色ボケ中だ…
何でも参考にしたいのだろう
『禎夫君とはね〜』
と、始まった話しはこうだ…
母と父とは高校一年で、同じクラスだったらしい。
その時の印象は…
母は、同じクラスだったことも忘れていたくらいだった…父よ…影薄かったのか?
逆に父は、“うるさい女だ”と思ったらしい…
昔から、性格は今と変わらないって事ですよ…
高二になり、クラスは別々になったが…
委員会で一緒になったらしい
しかも――――
生徒会…俺は「嘘だ〜」って言っちゃいました
母は、生徒会執行部に高二から在籍していたとか!!!
そのころデビューも決まった時期だったから…母はすでに
高校生、生徒会執行部、作家
と…三足の草鞋をはいていた事となる。
父は、クラス委員長として、生徒会に出入りしていたとさ…
ま…父の役職はわかるが…
母は…ちゃんと仕事してたのかよ…
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