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母を観察?
第49章 母…勘違いに爆笑
圭先輩の妹が、母のファンと言うことで…
書斎にある、母の在庫本一冊にサインをして渡していた。
母は、身近にファンの存在を知り、嬉しそうだった。
「圭先輩の妹さんって、何歳なんですが?中一とか?」
「小学5年だよ。」
「…!小学5年?
小学5年がBL読んでるんっすか?」
『そうなのよ~…今の小学生って…進んでるのよ…』
いやいや、“進んでる”で片づけていいのか?
「純也…すごい先生と知り合いだったんだ…
だから、いろいろと相談したり、指南してもらったり…してたんだ……」
圭先輩がもらった本をギュっと握りしめて…
あれ?
何故に…俺を睨む?
「あの~圭先輩…
俺…何かしましたかね?」
「…朝生君は…純也の事…
どう、思ってるの?」
へ?
「どう…て、親友?」
「本当に?」
「ええ…」
ん?母がソファで笑いをこらえて…
のたうち回ってます…?
『ぷぁ!もう、だめだ!
きゃはははははははははははははははあ』
突然!笑い出し母に、一同ビックリ!
「…母さん…キモイ」
『キモイ!言うな!』
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