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母を観察?

第5章 母…打ち合わせをする

『ただいま…』


母が、帰ってきました!


あれ?テンションが低いです。

あの担当さんだど、趣味が合うので楽しかったはず



「母さん、愛ちゃん(担当さん)元気だった?」



『けっ!』


母は鞄をソファに投げ舌打ちをした


『愛ちゃん結婚するって〜。』


「おっよかったじゃん。」

母は冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出しゴクゴク飲んだ


『ず――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――っとのろけ話し!!!
愛想笑いで顔痛いっつーの!!!ご飯の味わかんなかった!!!』






ちょっと、いい気味って思っちゃった(ゴメン)





『打ち合わせじゃないじゃ――――――――――ん』


大きい声で叫ぶ母に



「うるせえ」



と、父の一括…


『だって〜
人ののろけって…キャパ越えると、苦痛だよ…拷問だよ…“優しいの、かっこいいの、大事にされてる〜”とか…最後は…営みまで…リバースするかと思った…』


メソメソする母の頭をポンポンと触りながら父は…



「じゃあ…その旦那をモデルに作品が一つ出来るじゃないか」




















父は…鬼です…




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