母を観察?
第1章 母…締め切りに追われる
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「ただいま…うわ!!!」
玄関を開けたら…
母が書斎のドアに挟まったまま寝ていた…
上半身を廊下に出てる状態…
「おかん…ど〜ゆ〜状況でそうゆう体制になるんだよ!受け狙ってるだろ!!!」
ゴソゴソと…歩腹前進で近づいてきた
「貞子かよ!!!」
母は…来る〜きっと来る〜と歌いながら近付いてきた…
「やっぱり!ウケ狙ってんじゃねーかよ」
母は立ち上がると…ヘヘヘと笑ってリビングのソファに座った
「母さん…締め切りは?」
『何とか一つクリアー!』
一つって…まだ、あるのかよ…
「母さん…毎回、締め切りって決まってるんだから…計画的にやれないのかよ」
『計画的にネタが出てくるなら…お母さんだってそうしたいよ〜』
そう言うと、ソファに寝そべった。
「あっそう…」
俺はそのまま、部屋に行き鞄と制服を片付けた