母を観察?
第26章 母…友達と電話
夏休み真っ只中の朝に…
寝室からバタバタと騒がしく母が起きてきました
ガタガタと
慌てながらケータイを取り出し
どこかへ電話をかけてます!!!
朝っぱらから…
『あっ!!!郁子ちゃん!!!』
はい、郁子さんです。
すみません…朝っぱらから
『郁子ちゃん…彼女出来た?』
ブ――――――――!!!
父と俺は朝食を吹き出しました!!!
「なっ!!!母さん!!!」
『だって!!!夢、見たの〜
夢の中で、郁子ちゃん…
“女もなかなか気持ちいいから、女もあり”って!!!言ってて…
え…あ〜夢なんだけどさ…いちを…確認?
えっ!!!違う?
ごめ〜ん。そっか〜またね〜』
ピッ
ケータイを置くと…母はホッと一息
『まだ、男性が好きなんだって』
「は?まさか、郁子さんがGLに目覚めた夢見たから…確認したとか?」
ん?そうだよっと
母も朝食のみそ汁をすする
「郁子さんに悪い事したんじゃないの?母さん…」
『ん…そうかな?
これが始めてじゃないしなぁ』
「何度か…こんな、事…電話してるのかよ…」
俺は、呆れて父を見た…
父もやれやれと言った感じだった
すみません…郁子さん…
母の友達辞めないでね?