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さて…

赤井だが、リビングで緊張している…？


母は、赤井と俺を交互に目で追う…



「赤井…今日はどうした？」


さすがに、
この緊張はギブアップだ!!!



「いや…小学校3年か…4年の時に、朝生の母さんが……男同士の恋の話しを書いてるって…聞いた気がして…」



『・・・・・』


「え？赤井…誰が言ってたんだよ…そんな事…」


「は？朝生が言ってたじゃないか…」



あ…昔…
母の仕事が本を書いている人だと、自慢したかった時期があったなぁ〜…

内容をまだ、理解してない時…言ったかも…


『羚君が、悪いじゃん！』

「いやいや…子供の発言だよ？多分、他の奴は、忘れてるって」



しかし、
赤井は覚えていた…



「え〜と、しかし…赤井は覚えていたっ…と…」



「…まぁ…最近、あやふやだが…思い出してきた…が正解だけどな…」





母よ父よ、


ゴメンなさ――い――!!!