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変愛

第1章 過去


親はわたしが小3の時に離婚した

母親はわたしと弟を女手一つで育ててくれた

ほかの家庭と変わりない生活をさせてくれた

愛されていた


なのに、わたしは 孤独を感じて
よく夜に泣いていた

自分を悲劇のヒロインにするのが
好きだったのかもしれない

わたしの中にわたしが二人いる

普通の少女であるわたしと
孤独に苦しむわたし



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