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可愛い君

第12章 新たな問題!?

私は一さんのマンションに着いて

ソファーで雑誌を読みながら寛いでいた。

「莢…中々時間取れなくてごめんな…」


一さんは後ろから包み込むようにして
抱きしめた。


ずっと不安だった…


けど、そんな事言えない…


「ううん。久しぶりに逢えて嬉しいよ。」ニコッ。


「なぁ…莢。」


「ん?」


「来週温泉に1泊しに行かないか?」


温泉?


…旅行!


「本当!?行きたい!」


「じゃあ行こう。」


嬉しい。
一さんと初めての旅行だ。


楽しみだな~。





この時はまだ幸せいっぱいだった。

あの日がくるまでは…






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