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可愛い君

第3章 失恋

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リビングに通され


大きなソファーに

腰を下ろす。


マンションに着いた頃には

少し涙は引いていた。


「…野々村さん
  …何があったの?」


香坂部長は切なそうな顔で

私を見つめた。



私は仕事が終わって
帰宅したら

同棲中の彼氏が

他の女を連れて寝室で

sexをして居たことを

ストレートに話した。




「……辛かったね
  そんな奴早く忘れな。
 俺が忘れさせてやる。」


香坂部長は

私を優しく抱き締めた。




「…ありがとう。
   香坂部長…。」

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