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可愛い君

第1章 可愛い君

営業に出るとき

必ず通るロビー。


受付の前。


彼女はいつも

見かける度に困った人に声かけたり


お年寄りを助けたりしていた。

受付もそれなりに仕事はある。


けれど、

ロビーはガラス張りで


内側からは外は丸見えだ。




だから

困った人は見過ごせないみたいだ。


そんな彼女の優しさや


あのふんわりした優しい

笑顔が俺は欲しくて


俺のものにしたくて


少しずつ彼女との

距離を縮めて行った。

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