本気の告白を君へ~出逢えた奇跡~
第15章 お泊まり
あれから佑人は
あたしにずっと引っ付いている
「佑人~、そろそろ離れてよ~」
「……やだ」
「ぇぇっw」
「いいじゃない雪乃。
佑人はお姉ちゃんが大好きなのね~」
と笑いながらお母さんが言う
「う…うっさいっ//」
「むぅ……じゃあ、あたしの事
…嫌いなの…?」
泣きそうな顔で佑人を見てみた
「ぇっ…?
いや………」
動揺してるw
「嫌いなの…??」
「……っ
好き……///」
ふふっ、可愛い奴め~っ
「そっかぁw
あたしは大好きだぞぉ~っ」
ぎゅ~っと抱き締めた
「…………///」
あたしと佑人がジャレていると
ピロリ~ン ピロリ~ン
あたしの携帯が鳴った
「姉ちゃん携帯…」
「あ、うん。
メールか…」
メールを確認しようと携帯を開いた…
が
「ぇ……」
あたしが顔を歪めたのに
気付いたのか、佑人が
「…姉ちゃん?」
心配そうに聞いてきた
「ぇ、あ…ごめん、ちょっと
部屋行くね」
佑人は何かを察したのか
あっさりとOKした
あたしは自分の部屋に戻り
携帯を見直した
だって、メールの送り主は……
輝だから