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本気の告白を君へ~出逢えた奇跡~

第15章 お泊まり


我慢出来ずに泣いていると


プルルルルル…プルルルルル…

「…電話…?」

プルルルルル…プルルルルル…プルルルルル

携帯をとって開くと

「沙希…」

ピッ

「もしもし…」

普段通りに喋ろうと、
出来るだけ冷静に出たが…

『………雪乃、泣いてた?』

「えっ…」

なんで…?

『泣いてたでしょ…』

「…………なんでわかるの…」

『わかるよ…雪乃だもん…
何年親友やってると
思ってんの…?』

「……沙希…っ」

『まぁ、原因はだいたいわかる
から……』

沙希……
あんたって奴は…っ

ほんと自慢の親友だよ…

『ねぇ雪乃、明日から雪乃ん家
泊まっていい?』

「え…?」

『明日からうちの両親
旅行行くとか言いだしてさぁ…
1人じゃつまんないんだもん…。
あ、お母さん達は、雪乃ん家が
OKしてくれるならいいってさ~』

「あたしはOKだけど…
お母さんに聞いてくるね!」

そう言ってお母さんがいる
リビングに向かった

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