本気の告白を君へ~出逢えた奇跡~
第1章 記憶
『あきくん…?
話って…何?』
そう…あたしはあきくんに
呼び出されたんだ…
『うん…』
あきくんは少し沈黙した後…
『ねぇ、雪ちゃんは…
僕の事好き??』
『え…っ』
『……好き?』
『好き…だよ…』
『………そか』
『あきくん…??』
『僕も…好き…大好き』
『あ、あきくん…どしたの?』
『ねぇ、雪ちゃん…。
僕を…忘れないで』
『え…?』
『君が僕を好きで居てくれる限り、
僕は君に恋してる。
君が僕を覚えてる限り、
僕は君を忘れない。
雪ちゃん…大好きだよ』
あの時は…あきくんの言ってる
意味がわからなかった…
なんせまだ幼稚園児ですから
でも…2日後…その意味を知った