本気の告白を君へ~出逢えた奇跡~
第8章 初恋
それから輝は…
「雪乃~、明日遊ぼうよぉ~っ」
「今日寄り道してく~??」
「ねぇ~、ゆきのちゃーんっ」
…………
いつも以上にしつこい…。
「輝、あんたねぇ…。」
「だって雪乃…付き合い始めてから
あんまり構ってくれないんだもん…」
輝は口を尖らせて
捨てられた子犬のような顔を
してあたしを見てきた
「か………」
可愛い…//
あたしはつい撫でてしまった
「……雪乃…??」
ハッ(゚Д゚)
「あ、ごめん」
「…もっと」
「え?」
「もっとなでなでしてよ…」
輝は上目遣いで見てきた
くっ…////
なんだこいつ//
可愛いじゃねぇかちくしょう//
ナデナデナデナデ
「えへへ…、雪乃、好きっ」
そう言いながら
抱き付いてきた
「よしよし…」
なんか、でっかい猫みたい…w
ズキッ
「…っ」
痛っ……
「雪乃…??」
ズキッ ズキッ
「い…ったい…っ」
頭…痛い
「………の!?」
意識が……
朦朧として………………